おとと遊撃団・釣行記

おとと遊撃団・釣行記


2011年7月30日
釣行した人 : 元帥、大佐
場所 : 日置 アンドの口 三倉渡船(夜釣り)
レポーター : 元帥


7月2日にもアンドの口へ夜釣りに行ったのですが、今回も行ってきました!!
7月2日の釣果
 イサキ35cm~39cm 7匹
真鯛 48センチ 1匹
ガシラ 20cm 【針のみ事故でお持ち帰り】

大佐が最近、ちょくちょく和歌山へやってきます。
仕事の関係で休みが取れるらしいですが本当に働いているのか疑問になることがあります(^^;)

ま、そんなことはどうでも良く、今回もアンドの口を攻略する為に釣りに行ってきました。

アンドの口・・
日置川を出てすぐ左手の沖磯です。



私は日置に知っている人がいるのですが、その人いわく・・・
「漁師の連中が言ってるけど、日置川出てすぐのところの磯付近は魚多いみたいや!魚探にめっちゃ反応あるそうやで!」
と言っていました。
「三倉さんもあそこは魚多いで!!」
と言っています。

これはおとと遊撃団としては攻略しなければいけない磯です!

が・・

この磯、日置川の水量が多いときは難攻不落の要塞です。

その理由は・・・

魚が多いこの磯・・
磯際から8メートルほどは岩がたくさん沈んでいてシモリがたくさんあって、そこから沖向けには砂地です。
水面下1メートル以下は完全な海水で日置川の水と海水が入り交ざる超好ポイントです。
魚種多彩で、大物がたくさんいます。



しかし!!

日置川が増水しているときはめちゃくちゃな二枚潮でフカセ釣りで攻略はかなり難しいのです。
前回、今回ともに前日に雨があって水量が多かったです。
でも、釣りにくいですが、若干増水しているときほど大物が来ている気がします(気がするだけかも)

撒き餌を撒くと日置川の水が沖向けに水面を流れていくのがよくわかります。
水面下30センチになると流れのない普通の海水で、撒きえさは垂直に沈んでいきます。
今回のシチュエーションでは、軽い仕掛けでは仕掛けがなじむどころではなく、くの字になってしまい釣りになりません。


赤灯台と同じ攻め方、重い仕掛け(一号の錘以上)で磯際をベタベタに這わせて釣るか、5号以上の重仕掛けで二枚潮を攻略するかになります。

今回は7月2日の予習もあって、次の作戦で行くことになりました。


元帥は1号の重仕掛けで磯際を狙います。
大佐は5号のカゴ釣りで5m程度投げてイサキを狙います。


この作戦、鉄板です!!!


この磯で夜釣りは4回目ですが、イサキはなぜか川沿いの8mほど投げたポイントで30~35cmクラスがバンバン釣れてきます。
魚の通り道だと思われます。

2号以下の仕掛けでは日置川の淡水が表層を勢いよく流れるので釣りになりません。
色々試した結果、5号のカゴ釣りがもっとも効率よくイサキを釣ることができました。
今回、大佐がイサキを二桁釣る予定です。

私は大佐がイサキを釣りだしたら重い仕掛けを大佐の近くに投げる!イサキが回ってくるまでは磯際でいろんな魚を釣る!
この作戦で行くことになりました(^^)
美味しいところを持っていく作戦です。


そんな感じで、日置、アンドの口、おとと遊撃を開始です!!!


3時に磯へ渡ると、かなり・・というか死ぬほど暑い・・・
暑い日にビールを飲むと熱中症になるらしいですね。

しか~し!そんなことはお構いなくビールをブシュ!
ク~!!!最高!!

日が暮れるまではイゴ島向きでフカセをしてグレを狙いました。
やっぱりえさ取りだらけです(^^;)
イゴ島向きは二枚潮ではなく普通に釣れます。
ここも大きいのがいそうです。

そして、

元帥:おっ!きた!!
大佐:早いな!


上がってきたのは・・なんと、一の字ハゲ・・・・

元帥:引きだけは立派な魚やけどな・・

そして日が暮れるまで、二人りでアイゴ35cmクラス数枚、一の字ハゲ8匹・・・・
コッパ尾長しか釣れませんでした(^^;)

とにかく暑い!
集中したいですが絶対に無理!!釣りどころではありません。
朝から来ていたら熱中症で倒れていたことでしょう。

そうこうしていると暗くなってきて本番突入です!!
やっと涼しくなってきました(^^)

8時くらいに真っ暗になると磯際でいろんな魚が釣れます(^^)
一番釣れた魚は、やっぱりハタンポ。
夜釣りのエサ取りといえばこの魚です(^^;)

そして8時半ころ、謎の大物が3.5号ハリスを瞬殺していきました。
油断していたせいもあるのですが、いきなり竿までくる大当たりから止まりませんでした。

お・の・れ~!!

気を取り直して磯際に撒き餌を打ちつつ、電気ウキを眺めます。
すると、じわ~っとウキが沈んでいきます。

元帥:ぶっ殺す!バシッ!!

掛かりました!
そこそこ引きます。
コロダイ・・ではないな・・。
イズスミかな?

そう思っていたのですが浮いてきたのは46cmのグレ(クチブト)

元帥:おお~!!寒グレ期に釣れたらうれしいのに(^^;)

とりあえず今の時期のグレを食べる気にはならないのでリリースはしますが、生かしバッカンに入れて後で撮影してから逃がします。

その後、ハタンポを成敗していたらまたもや結構な引きの魚が掛かりました。
やっぱりクチブトグレ(45cm)でした(^^)



少将(山中)が言っていましたが
「夜釣りで釣れるクチブトは45以上あるで!」

確かに2匹とも45cmでした。
夜釣りでグットサイズのグレを釣ったのは初めてです(^^)

そうこうしていると大佐がハリスを2回飛ばされました。

元帥:修行がたらんの~・・(^^)
大佐:狙って釣ったわけでもない魚釣って調子こくなよ。
元帥:おいおい、心がすさんでいるようですな・・イサキはまだ釣れんのか?
大佐:・・・・


大佐はでっかいボラとタマミの40センチクラスを2匹釣っただけで本命は釣っていません。
大佐がイサキを釣ったら大佐の近くへフカセ仕掛けを投げる予定ですがまだ群れは来ていないようです。

元帥:ここ4回目やけどイサキ10時過ぎにいつも釣れるな・・今日もそうかな・・
大佐:たぶんそうやで。さらに市江でイサキ釣れんようになったらしいから今日は厳し    いかも・・
元帥:そんなことはないよ。ここは「アンドの口」やで!必ず回ってくるよ!

その後、やっぱり10時過ぎにイサキを大佐が釣り上げました(^^)
タイムリミットは45分程度・・
朝まで釣る体力が今回はないので11時に納竿です。
その後1匹を追加後、大佐は謎の大物をかけてハリスを飛ばされ釣りを終了しました。

私は大佐が投げているポイントに1号のフカセ仕掛けを投げたのですが、ちょうど干潮で川の流れによる二枚潮がさらに強力になっていて仕掛けが落ち着かず、イサキを釣ることはできませんでした。

イゴ島方面で釣ったらよかったかもしれませんが、とにかく川沿いの魚影が濃いので川沿いを攻めたほうがいいと思います。



とりあえず、夏の夜釣り・イサキ釣りはこんな感じで幕を閉じました。
アンドの口・・あまりみなさん上がりませんが、ここほど魚が多い磯は数少ないのではないでしょうか・・
釣り方を極めればこれほど良い磯はない気がします。

寒グレ期には日置川の水量も少ないですし、元帥はここで大物しとめる予定です(^^)

おしまい

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三倉渡船
日置川河口に船着場があります。とても親切な船長、三倉さんが沖磯に渡してくれます。夏は夜釣りもやってます。

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梅干
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