2023年3月4日
釣行した人 : 元帥、大佐(福田)
場所 : 江須崎 カイラのハナレ 酒井渡船
レポーター : 元帥
今期の寒グレも最終になってきました。
今期はあんまり釣ることができませんでしたね~・・
でもまだ一発逆転があるかもしれません!
というわけで今回も大佐と江須崎に出撃してきました(^^)
ところで皆さん、グレジギング(グレジグ)って知ってます?
えっ!?と思うでしょ。
釣り方はグレの産卵場所へメタルジグを落とします。
卵を狙ってきた小魚を追い払うためにオスのグレがジグへアタックしてきて針に引っかかるそうです。
だから白子パンパンのオスが大量に釣れるそうです。
釣るというか引っかけるわけですね・・・
体のいたるところに針が引っかかっています。
なんということを・・
自称、「グレを愛し、グレに愛された男」の元帥としては心がとても痛いです。
産卵場でオスを間引くと、受精卵になる確率は下がるでしょうし、外敵から産卵中の卵を守る兵隊グレがいなくなると卵は他の小魚に食べられてしまいます。
産卵がうまくいかないと稚魚が生まれず、グレは減っていく一方です。
元帥は山育ちなのですが、小さい頃は富田川でアマゴ釣りを楽しみました。
アマゴは秋になると産卵のために、見たことがないような大物が特定の瀬に集まってきます。
ヤンカやスバルで引っかければ簡単にゲットできますが、絶対に手を出してはいけないと教わりました。
江須崎への道中・・
元帥:グレの産卵場襲うなんてな~・・それはあかんやろ~・・
大佐:そろそろ○○渡船の船長がジギング船にカチコミかますんちゃう(^^)
元帥:はっはっは(笑)そうゆうボケのセンスあるよね、君は(^^)
元帥の釣友はたくさんいるのですが、さすがにみんな怒ってます。
日置の友人が言うには、あの辺のグレの産卵場は平八の沖にあるそうです。
そこでもグレジグする船が増えてきているそうです。
グレのおかげでおまんま食べてる渡船屋さんやエサ屋さんがいますし、京阪神から磯釣りに来る人口の多さから考えて、和歌山にとってグレはかなりの経済効果もあると思うんです。
アユやシャケのように産卵場は手厚く守れとまではいいませんが、せめて産卵だけは温かく見守るべきだと思うんですがね~・・
前置きが長くなってしまいました(^-^;
今日もグレ1匹釣るのに10kgの撒き餌持って、釣りという名の養殖作業です!
久しぶりの江須崎に着くと今日は酒井渡船さんは15人ほどです(^^)
少ないしいいとこ上がれるかな~・・で、
カイラのハナレへ上陸(^^)
とりあえず元帥はアカハタ狙い
スーパーで半額見つけたら買って冷凍してます(^^)
アカハタ釣っててわかったんですが、いれば釣れるって感じですね・・
アカハタを釣ったポイントで粘るとガシラが釣れてきます。
つまり、ガシラよりバカってことです(^-^;
本日最大28㎝!
30㎝以下はリリースです(^^)
アカハタの40オーバー夢見てるんですがなかなか釣れないですね~(^-^;
約一時間やってフカセ準備開始!
準備完了!
撒き餌:オキアミ4.5kg、アミエビ2kg、V9徳用×1、遠投グレTR×1
道糸:PEライン0.8号にナイロンライン20m、ハリス1.75号、針5号
まずは船着きでやってみます。
手前にはチョウチョウウオとオヤビッチャ・・目視ではそれ以外は確認できません。
コッパがいないのは嬉しいですが魚のテンションはとても低そうです。
しばらくやってみましたがなんにも釣れません(ーー;)
大佐も釣れないから先端の三角に移動しました。
落ちるなよ・・マジで!!
とても不安定な足元ですが、下り潮が入ると江須崎一のハイパーグレポイントになります。
ほぼ身動きが取れないので結構危険です(^-^;
大佐が先端に移動したので元帥は大佐の釣ってたポイントへ・・
足元から、遠投、浅棚から深棚までくまなく探りますがグレの気配がありません。
たまに釣れてくるのは・・
江須崎はイズスミの魚影が濃いんです(>_<)
大佐ですが、本命の下り潮は流れず、上り潮でカイラ方面に流れる潮がひたすら続いてなんも釣ってません(>_<)
そして・・
ピピ~!終了~!!
超久しぶりに2人でボーズくらいました(^-^;
水中カメラ投げてもイズスミとサンノジはめっちゃいるのにグレはコッパ以外確認できませんでした。
3月に入ってますし、こんなもんでしょうかね・・
大人のグレたちは沖の産卵場へ、大乱交パーテイーにお出かけ中みたいですね。
くれぐれもメタルジグには気を付けるんやで~!!
命つないで戻ってきてね~
おしまい