おとと遊撃団・釣行記

おとと遊撃団・釣行記 日置 横島 ⇒ 村島磯チューダ 三倉渡船


2011年1月29日
場所 日置 横島 ⇒ 村島磯チューダ 三倉渡船
レポーター : 元帥

本日は日置の横島、村島磯チューダに釣行しましたのでレポートします。




寒グレのでかい奴をしとめるために、大佐が長期休暇をとって奈良からやってきました。
元帥といっしょに和歌山、日置・三倉渡船でおとと遊撃のためです。


今回、デカグレをしとめるため、私たちは秘密兵器を用意していました。
それは・・

さかのぼること3日前・・


大佐:元帥!今、日置で地の長島が爆釣してるやろ!その理由がわかったんや!
元帥:ふーん・・一応聞いてやるわ。何でなん?
大佐:この本の航空写真見てみて!
元帥:地の長島やんけ!たしかに爆釣してるらしいな・・・・あっ!!!
大佐:気づいた?
元帥:海苔(アオサ)か!
大佐:そう!今、他のA級磯押しのけてここが釣れてるんはこれやで!


30年ほど前のとてつもなく古い航空写真には地の長島の周りに青々とした海苔場が一面に広がっています。
沖の長島、その他の磯には海苔がありません。


元帥:決まりやな!

翌日、田辺の漁師の知り合いからアオサを大量に仕入れてきました。
撒きエサに大量に混ぜてグレを狂わせる作戦です。





今は寒グレシーズン!
さらに釣行日は土曜日ですので人が多いことが予想されます。
地の長島、ワニ島、セイダエモンとかに上がりたいですがA級ポイントはみなさんに譲って、前日、三倉さんに電話したとき「どこでもいいですのでお願いします」と伝えていました。


当日・・
なんと、人が少ないです(^^)
結局、横島に上げてもらいました(^^)

横島は大きな磯でシモリだらけの磯です。
比較的浅いですが、浅いから釣りやすく、グレが多いという釣果が安定するA級磯です。
寒グレ期にはグレがウヨウヨ泳いでいます。
エサと隠れ場がたくさんあるのでしょうね(^^)



三倉さんが言うには「最近はこの辺り釣れている!」とのことです!



釣れるのは間違いないでしょう(^^)

そんな感じで、海苔を大量に混ぜた撒きえさを武器に横島(三倉渡船)でおとと遊撃を開始です!



向こうに見えるのが、地の長島と沖の長島




写真 ウキを見つめる大佐


いざ釣り始めてみると、この時期としては予想外にエサ取りが多く、アタリはなくエサはおいしいところだけ食べられています。
さしえさも海苔にしようかな・・と思っているとき、大佐の竿が大きく曲がっています。

元帥:何?
大佐:多分グレ!でかいで!!あ・・・・。

針外れです。

元帥:ダサ・・。
大佐:やかましいわ!
元帥:エサはオキアミ?海苔?
大佐:撒きえさの海苔で寄せて、オキアミで食わしたんや(^^)


海苔は針に刺すのが難しく、イライラしてストレスを感じるのでやっぱりさしエサはオキアミで勝負することにしました。大量の海苔とオキアミのブレンドでグレが寄ってこないはずはありません。
寄せることができたらどっちでも食ってくるはず!?


二人で今日はでかいの釣れるで!
と言っていたときまた大佐が竿を大きく曲げています。


元帥:何?
大佐:多分グレ!さっきのよりはいけそう


今回はタモいれ成功!44cmの良型でお持ち帰りOKサイズです。

そうこうしていると風が正面から吹き始めました。
三倉さんに風吹いてくるから午前中が勝負やで(^^)と言われていました。

まあ、この程度の風ならなんなく釣りができますが・・・

さあ、釣るぞ!!と思っていたとき大佐が、


大佐:元帥・・実は俺、蓄膿になってん。顔面冷やしたらあかん!て医者に言われてん。
元帥:鼻に膿たまるやつか?
大佐:そう、そんで今喉に膿が流れてきた・・やばい!
   弁当船でチューダに磯代わりしたいんやけど・・
   あそこだったら背中からの北西風やから幾分かましやと思うし・・
元帥:マジで?今釣れたのに?これからってときに!?


仕方ありません・・・9時の弁当船で磯代わりです。
釣れないから磯変わりは経験ありますが、釣れている磯を変わるのは初めてです。



村島磯チューダ

「わがまま言ってすいません・・」
三倉さん(船頭)に謝りつつ、チューダに上げてもらいました。


チューダは潮通しが大変良い磯で、グレのほか回遊魚が回ってきます。
また、イサキの良型が日中からよく釣れます。
足元からかなり深く、釣りレベルは高いレベルを要求されますが大物を釣るにはここです!

しかし、「今は浅場にグレが海苔等の海藻を食べにやってきている」という予想に反した釣り場です。
時期が少し違う気がします・・


案の定・・
イサキは25センチ程度がひっきりなしに釣れて来ます。
イサキの間にサンノジ・・
イサキのお持ち帰り基準は30センチ以上ですのですべてリリースです。
昼の1時を過ぎてきたころ、やっとイサキの33センチが釣れました。
なんか・・・イサキ祭りです。


グレは?
おらんのかな?おいしいまきえさやのに・・こっちにおいでよ!

結局、そのままグレの姿を見ることなく1時半に三倉さんから電話がかかってきて撤収です。
こちらは背中から吹く風ですし、波もないのですが日置川河口から向こうは正面からの風になり波がすごいのでしょう。


結局お持ち帰りの魚は、グレ44センチ、イサキ33センチの二匹だけでした。



やばい・・
元帥は今回、ザコばっかりでグレはボーズでした。
三日後、大佐が一人で村島磯1番で釣りをしたのですがやはりボーズでした。
今はこの近辺にグレはあまりいないようです。


三倉さん(船頭)の言うことは、現場を毎日見てるプロの声・・
以前、川口大島で「今ここら辺で釣れているから」と言われたポイントで超爆釣しました。
あの日、初めて良型の入れ食いを経験したのです。
横島で釣っていたらもしかして・・あの日の再来があったかも・・???
仕方なかったですが、横島で一日釣りたかったなあ・・・


次回、がんばります(^^)

おしまい

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日置川河口に船着場があります。とても親切な船長、三倉さんが沖磯に渡してくれます。夏は夜釣りもやってます。

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