おとと遊撃団・釣行記

おとと遊撃団・釣行記 日置 セイダエモン 三倉渡船


2011年11月14日
場所 日置 セイダエモン 三倉渡船
レポーター : 元帥

プルルル・・
ガチャ・・もしもし・・

大佐:「あ、元帥?そろそろグレがいい感じになってきてるんちゃう?」
元帥:「お前は海がない県に住んでるからそんなこと言うんや!どこもあんまり釣れてないらしいぞ、まだエサ取りだらけで釣りにならんて聞いたで。」
大佐:「11月20日、行こうよ!」
元帥:「休み取ったん?」
大佐:「うん」
元帥:「・・・・・じゃあ、行こうか」


11/17に大佐から電話があり秋のフカセ釣りが決まりました。
日置の三倉渡船でセイダエモンに釣行です。

今の時期、餌取りの攻撃をどうかわすかが大問題です。

そこで今回、オキアミをアミノ酸〆してオキアミをボイルオキアミのように硬くして耐久性を高め、餌取りをかわしてグレゾーンに「美味しいですよ」とお届けする作戦で行くことにしました。
まき餌に生オキアミを使うことである程度の餌取りをかわせます。



ボイルオキアミは熱湯でゆでているのでオキアミのたんぱく質が変性して硬くなっています。
繊維質で、茹ですぎた肉のようになって、スカスカで軽く、なんか扱いにくいです。
たぶん美味しくないんだと思いますが、食いが悪くなります。


それに対してアミノ酸〆は生オキアミの水分を取ってしまって身を硬くしますのでおいしさそのまま。
針に刺して海へ投入、3分後には海水を吸って元の生オキアミに戻っています。
仕掛けがなじんだ後、狙いのタナで生オキアミに戻るわけですからこれは使えます!
エサ取りが多いときはやっぱりやられますが・・・


アミノ酸〆とは、ただ単に生オキアミを買ってからアミノ酸(グルタミン酸NA)を大量にふりかけるだけです。
しばらくすると、オキアミの水分が出てきてオキアミと水に分離します。
水を捨てて完成です。
ただ、2LサイズのオキアミがLサイズに縮まります。
私、元帥はアミノ酸を使いますが、砂糖でも塩でもいいです。
ナメクジが塩で小さくカチカチになって死んでいくのと同じ原理ですので、水に溶ける成分であれば何を振りかけてもいいです。
私がアミノ酸を使うのは仕事の関係で安く手に入るからです。


さて当日、三倉渡船でセイダエモン到着!
やっぱり彼女たちは待ってくれていました。
めちゃくちゃいます。
ためしに撒き餌をして水面でビチャビチャしてるチョウチョウウオを一気にタモですくってみました。
信じられないことにビッチビチすくえちゃいました。


元帥:えらいこっちゃ!・・大佐!想定の範囲を若干オーバーしてるで・・
大佐:とりあえず・・すくえるだけすくってその水溜りへいれておいたら?・・
元帥:・・・。


そんな感じで、日置(三倉渡船)セイダエモン、おとと遊撃を開始です。


刺しエサはいい感じに硬くなっています。
現場の状況を撒き餌を撒いて把握していきます。
磯際はチョウチョウウオ、オヤビッチャ、すこし離れるとウルメイワシ(10cm)の大軍・・


ウルメがいるので少し状況は好転です。
足が速いですが、オキアミを食うだけの口がありません。
オキアミはウルメの大群をかいくぐって沈んでいくでしょう。
撒きえさにアミエビを混ぜておいたので配合餌とアミエビだけを食べてくれ、オキアミはその下へ沈んでいきます。
ウルメの大群が撒きえさに群がるのでチョウチョウウオ、オヤビッチャは怖いのか近寄ってきません。
ありがたい・・・


元帥のフカセタックル
ロッド:ダイワモアザン111、道糸3号、ハリス2.5号、グレ針8号(2本針仕掛け)、ウキはタクマ777・G3、キザクラ全層ホルダー使用、全層釣法で開始です。


開始後数分でウキが入りました。
結構引きますが引き方はアイゴです。
浮いてきたのは40センチオーバーのアイゴ・・
そのままリリースして本命を狙います。


その後、サンノジの25センチを釣った後、回遊魚が掛かりました。
あわせを入れた瞬間から猛スピードで横に走ります。
結構引くな・・ツバスかな・・あれ?
浮いてきたのはカツオです。
ヒラソウダかな・・と思ったのですがよく見てみるとヤイトガツオ!!


おおお!!!


45センチのヤイトガツオです。最高級魚です!よく引くと思ったらこんなミラクルが!!
次!と思ったのですがもうどっかへ行ってしまったようです(^^;)



その後大佐が40センチのグレを釣り上げました。
負けてられん!と思ったのですがその日はコッパグレの集団もいない状態でかなり厳しい状態・・

さすがは大佐・・・うれしいはずなのにスカしています。
当たり前のようにしている姿がかなりムカつきます。



元帥:おい!美味しさならヤイトのほうが何倍も上やで!
大佐:そんな当てもんみたいな魚釣っても腕がええとは言えんで!
元帥:・・・・




まあ、そのとうりです。
あれこれやってみますがコッパグレすら釣れません!見えてもいません・・
そのまま時間だけが過ぎていきます。


その後、12時30分くらいにまたもや回遊魚!やっぱりヤイトガツオでした(^^)
とりあえず美味しい魚はうれしいです。
大物以外リリースが基本のおとと遊撃団ですが2匹ともお持ち帰りにします。


その後、二人とも無我の境地に達した状態がひたすら続きます。
エサをつけてキャスト・・回収・・エサをつけて・・・

いつの間にか時間が過ぎていて、その間、ザコ以外何も釣れません。
何をしていたのか覚えていません。
そのまま終了〜!納竿の時間です。



 本日の釣果 グレ40cm ヤイトガツオ 45〜48cm 2枚



この日はとても渋い日だったようで他もダメだったようです。
ただ、ヤイトガツオ!美味しいのは知っていたのですが、これ程とは・・(^^)実は食べるのは初めてです。
そして!!!・・めちゃうまいです!!!
同サイズの回遊魚よりガンガン引く理由はこの脂の多さからではないでしょうか・・
大トロと新鮮なカツオをたして2で割った味です。
もう、最高!また釣りたいなあ・・





おしまい

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三倉渡船
日置川河口に船着場があります。とても親切な船長、三倉さんが沖磯に渡してくれます。夏は夜釣りもやってます。

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梅干
和歌山の特産品といえば梅干!釣りの帰りにおみあげ屋さんで梅干を買って帰る人も多いはず・・
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